DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2003/12/19 ¥3,990

月面世界とそこに棲む宇宙人の冒険映画。1964年公開ですから丁度米ソ宇宙飛行競争の最中で月面世界への憧れがピークであった頃なのでしょうな。アポロ11の月面着陸が1969年ですからね。

でもってこの作品、冒頭10分間くらいの月面着陸までの過程はどのSF映画よりも素敵な出来。月面着陸作戦を米ソが協力して行い互いの飛行士が同じ宇宙船で月面を目指す…そして月面着陸は全世界が見守る中達成され、世界中が歓喜に包まれる…本来月面着陸に有るべき姿というかSF愛好者としての理想がこの映像に込められているのですよ。そしてその月面には先客の証ユニオンジャックが落ちていた…ここに原作者H.G.ウエルズの理想も入ってますな。

キューブリック作品のような映像美はお世辞にも有りませんが、月面着陸の有るべき姿を映像化したのは本作品だけのような気がします。何よりも映像に熱意が感じられるのが良いです。

重ねて言いますが素晴らしいのは冒頭10分間です。残り90分は見なくてもOKだ(死)

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索