ISBN:4488711014 文庫 山岸 真 東京創元社 1999/08 ¥840

新鋭が贈る量子論的ハードSF!(←カバーより)半月がかりでようやく読み終えた。
古典SFと新鋭SFの違いは近未来の描写に尽きますな。タイムマシンや宇宙旅行といった突拍子の無いテーマは無くてもコンピュータによる人体制御とか精神制御とか。妙なリアリティがあって(・∀・)イイ!!ものです。ただどうしても暗い未来になってしまうのですよね。それだけ未来に夢が無くなったということなのでしょうか?まぁバラ色の未来SFなんて宗教の世界でしかありえませんが(謎

てなわけで本書ですが、正直中盤の内容が濃すぎますな。ナノテク論は読んでて頭痛くなる。それこそモッドをよこせと言いたくなるくらいに。ただ序盤の宇宙が無くなるくだりと終盤の世界がぶっ壊れる描写はなかなか素敵です。それだけで読む価値あります♪

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